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京都府の北東部に位置する舞鶴市は、波静かな天然の良港を備え、98kmに及ぶ海岸線一帯は、自然の地形に恵まれたリアス式海岸で若狭湾国定公園に指定されています。関西経済圏における日本海側唯一の重要港湾である京都舞鶴港を擁し、北東アジア諸国との経済、文化の交流拠点として位置付けられている北近畿の中核都市で、城下町として栄えた西地区と軍港都市として発展してきた東地区の東西二つの市街地を持つ複眼構造をなし、それぞれが独自の文化・風土を築き、発展してきました。
近年は、赤れんが倉庫群をはじめとする近代化遺産を活用し、「ふるさと舞鶴」の魅力を全国に情報発信しています。
産業は造船や板硝子、木材を中心とした臨海型の重厚長大産業が中心です。
製造出荷額では、窯業・土石(板ガラス)、輸送機械(造船)、飲料・肥料(清涼飲料等)、木材・木製品(ベニヤ板等)で全体のおよそ80%を占め、北近畿では最大の経済規模となっています。
また、水産業もさかんで、毎日、新鮮な魚介類が水揚げされているほか、水産練製品(かまぼこ、ちくわ等)、舞鶴カニ(ズワイカニ)、丹後とり貝、舞鶴牡蠣など地域ブランドとして全国に出荷されています。
「赤れんがを活かしたまちづくり」
1.「赤煉瓦倉庫群」
舞鶴には明治・大正時代に海軍によって建てられた赤れんがの建造物(倉庫・水道施設・トンネルなど)がたくさん残っています。なかでも東地区の国道 27号線沿いには12棟の赤れんが倉庫群があり、港町の雰囲気をかもしだしています。一部の倉庫は、夜になるとライトアップされ、幻想的でロマンチックな光景を浮かびあがらせています。
2.赤煉瓦博物館
れんがをモチーフにした世界に類のない博物館。建物は旧海軍の魚形水雷庫として明治36年(1903年)に建てられ、現存する鉄骨れんが造りの建物としてはわが国最古級のものです。インダス文明の都市遺跡モヘンジョ・ダロのれんがなど、世界四大文明のれんがを中心に世界各国のれんがやれんが建造物などを模型などで楽しく紹介しています。
●赤れんが博物館(TEL 0773-66-1095)
・入館料:一般300円、学生150円、団体割引あり、引揚記念館との共通券あり(400円)
・開館時間:9:00〜17:00(ただし、入館は16:30まで)
・休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌々日)、祝日の翌日、12/29〜1/3
3.「市政記念館」
舞鶴市の歴史的建造物である12棟の赤れんが倉庫群。現存する日本のれんが建造物のなかでも貴重な近代建築の建造物群といえます。その中の一つであるこの建物は、明治35年(1902)に旧海軍の兵器廠倉庫(砲弾庫)として建設されました。戦後は、市庁舎の一部として使用されていましたが、平成6年(1994)10月、芸術・文化の交流の場として新しく生まれ変わり、舞鶴市の歩みの展示コーナー、市民サロン、ホールなどがあります。
●市政記念館(TEL.0773-66-1096)
・入館料:無料
・開館時間:9:00〜17:00
・休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌々日)、祝日の翌日、12/29〜1/3
4.「赤煉瓦サマー・ジャズin舞鶴」
北吸地区にある赤れんが倉庫群の野外特設会場を舞台に、プロ・アマのジャズ演奏が、2日間にわたって行われる、舞鶴の夏の一大イベント。「赤れんがのまち舞鶴」を全国にアピールするため、1991年(平成3年)から毎年、8月に行われています。
5.「五老スカイタワー」
舞鶴のほぼ中央にある五老岳。その眼下には、複雑に入り組んだリアス式海岸と青い海に浮かぶ緑の島々が広がり、四季折々の美しさを演出してくれます。晴れた日には丹後半島も望むことができ、秋の冷え込んだ朝には、素晴らしい雲海にめぐり会えるでしょう。この五老岳にそびえ立つ高さ50mの展望タワーからは、近畿百景第1位に選ばれた舞鶴湾の美しいリアス式海岸と舞鶴市街地が360度のパノラマで満喫することができます。
●五老スカイタワー(TEL.0773-66-2582)
・入館料:大人200円、小人100円(身体障害者手帳等をお持ちの方は半額)
・開館時間:9:00〜21:00(12月〜3月は17:00まで)ただし入館は30分前まで
・休館日:なし(ただし、積雪のときは休館する場合もあります)
6.肉じゃが発祥の地・舞鶴
おふくろの味として親しまれている「肉じゃが」の発祥の地がここ舞鶴であることをご存じですか?明治34年(1901)に海軍舞鶴鎮守府初代司令長官として赴任していた東郷平八郎が青年期に7年間留学していた英国で食べたビーフシチューの味が忘れられず、航海中の水兵さんの脚気を防ぐため、栄養のバランスを考えて、英国海軍の艦上食をモデルに作らせたのが「肉じゃが(甘煮)」の始まりといわれています。甘煮の作り方は、今も「海軍厨業管理教科書」として、海上自衛隊第四術科学校(舞鶴)に残っています。
こうしたことから、市民有志が「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」を立ち上げ、「肉じゃが発祥の地」を宣言し、以後、市内外の様々なイベントで肉じゃがを提供しながら、まちづくりに取り組んでいます。
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